学校経営方針

学校経営方針

  今年度の学校経営の方針を「一人一人の可能性を広げる学校づくり」として生徒一人一人の資質・能力の育成を重視して学校経営に取り組む。目指す生徒像については「自立に向かって自ら考え行動できる生徒」とし、〈未来(=理想)に向かって自分で考え、他者と関わりながら行動し自己実現できる生徒〉の育成に向けて教育活動を実践していく。そこで本校生徒の実態に即して求められる資質・能力の内容を明確にし、育成するための環境作りや方策を教職員、生徒の発想を生かして創造的に展開し、具体的な行動変容を促す。

 近年本校では、不登校生徒の増加が大きな課題となっている。このため、学習指導における授業改善と生徒指導を一体的に進め、どの生徒にとっても居場所があり、互いに学び支えあう授業実践を基盤とする。その上で、これまで研究を重ねてきた「主体的・対話的で深い学び」が一人一人にとって明確なものとなるよう学ぶ意欲を引き出し、「ともに学ぶ楽しさ、わかる・できる」を実感させつつ、資質・能力の育成につながる授業改善を目指す。

 本校は胆振管内で唯一「連携型中高一貫教育」開発推進校などとして20年余りに渡って中高一貫教育の実践を積み重ねてきた、鵡川高校との連携型中学校である。昨年度から取り組んでいる中高一貫教育シラバスの見直しを含め、取組内容の改善・充実を図り、6年間を通じた教育を推進する。特に近年取り組んでいる「むかわ学」については小学校との連携を含め、校種間のつながりを明確にして、探究的な学びの視点を生かし一貫教育の軸として鵡川高校と協働しながら展開する。

  さらに、平成30年9月に発生した北海道胆振東部地震は、むかわ町に甚大な被害をもたらした。この経験を風化させず、震災の教訓を忘れないためにも学校の危機管理体制を強化し、関係機関との連携を図りながら子どもたちが安心・安全に学校生活を過ごせる環境づくりを進めるとともに、命を守る学びとしての防災学習の充実に努める。

  

学校教育目標

 「英 知」 自ら励んで得た知識で道理を明らかにする力をつける

 「活 力」 健全な心身でたくましく生きる力をつける

 「気 品」 思いやりと知性のにじみ出る人間性を身につける  

  本校の教育目標「英知」・「活力」・「気品」は、昭和52年4月に改訂されたものである。当時とは、大きく社会状況や子どもを取りまく環境は変化している。しかし、改訂の各目標にある設定内容は、現在の学校教育に求められる「確かな学力(英知)」「豊かな心(気品)」「健康な心身(活力)」など「生きる力」の育成と理念が一致する教育目標であることから、今年度も現在の学校教育目標を継続する。


経営方針

一人一人の可能性を広げる学校づくり

  ~自立に向かって自ら考え行動できる生徒の育成~

    ・生徒の力を生かして新しい可能性に挑戦する教育の創造

    ・一人一人がワクワクする学びの実践

    ・連携と協働による社会に開かれた教育課程の実現

●本年度の重点

 1 自立のために求められる資質・能力を育む

  (1) ともに学ぶ楽しさ、わかる・できるを実感できる授業改善の推進

  (2) 学ぶ意欲を引き出し、家庭学習を含む「自学力」の育成

 2 健康や安全への意識を高め、健やかな体を育む

  (1) 運動に親しみ、粘り強く体力向上に取り組む態度の育成

  (2) 健康や安全への意識を高め、自分と周囲の命を守る防災学習の充実

 3 多様性を認め、自分と他者を尊重する豊かな心を育む

  (1) 自分と他者を尊重し、いじめは許されないという風土の醸成

  (2) 異学年交流や行事、教科等との連携による関係性の再構築と個に寄り添う支援による不登校対策の充実

 4 校種間連携と地域との協働により、むかわに根ざした教育活動を創造する

  (1) 地域との協働による社会に開かれた教育課程の実現

  (2) むかわ学を軸に小中、中高の接続を見通した体系的な教育課程の創造

 5 教育の質と職員の働きがいの向上を目指す働き方改革を推進する

  (1) 職員の支え合い、学び合いによる教育の質の向上

  (2) 新たな視点や発想を生かした職員のライフ・ワークバランスの向上


【働き方改革】

  • コアチームによる働きやすい環境作りの検討・提案
  • 校務の効率化と質の向上を目指すDX化の推進
  • 「むかわ町立学校における働き方改革アクションプラン」に準じた働き方改革の実施
  • むかわ町立学校に係る部活動の方針に準じた部活動運営の運営


【むかわ町立学校における働き方改革アクションプラン 抜粋】

  • 教員の在校等時間から条例で定める勤務時間等を減じた時間を、1ヶ月で45時間以上、1年間で360時間以内とする。
  • 児童生徒等に係る臨時的な特別な事情により勤務せざるを得ない場合についても、1年間で720時間を超えないようにするとともに、1ヶ月で45時間を超える月は1年間に6月までとする。
  • また、1ヶ月では100時間未満であるとともに、連続する複数月のそれぞれの期間について、月平均が80時間を超えないようにする。
  • 部活動休養日を完全に実施(年間A(平日週1日52日+週末週1日52日)+B学校閉庁日11日以上(AとBの重複分を除く)している部活動の割合 100%  ⇒年間104日以上
  • 部活動の活動時 平日2時間程度 学校休業日3時間程度
  • 変形労働時間制を活用している学校の割合 100%
  • 定時退勤日を月2回以上実施している学校の割合 100%
  • 学校閉庁日を年11日以上実施している学校の割合 100%学校像・教師像・生徒像

●学校像

  • 全職員が目的を共有し、達成するための手段の創造・工夫を行い、学校運営に主体的に 参画する学校
  • 子どもたちが安心・安全に学校生活を過ごせる学校
  • 社会に開かれた教育課程を実践し、保護者・地域との連携・協働により地域全体で子ど もたちを守り育てる体制を構築する学校

●教師像

  • 子どもに寄り添い、子どもたちの未来に続くよりよい成長を支援する教師
  • 専門職としての職能向上のため、絶えず研修に努める教師
  • 同僚性を高め、互いに学び合い支え合う教師集団

●生徒像

  • 探究心を持ち、主体的に学習や運動に取り組む生徒
  • 自らの考えを明確にし、他者と関わりながら自己実現を目指す生徒
  • 基本的生活習慣や挨拶、礼儀、思いやりの心を身に付け、自分と他者を尊重できる生徒