1年生の「むかわ学」では職業に関わる講話や職業調べ等を通じてむかわ町の産業等を知り、故郷むかわ町への理解を深めています。
10日には地域から3名の講師の方々にご来校いただき、1年生と言葉を交わしながら講演をしてくださいました。とても興味深く、生徒のことを思いやってくださる言葉の数々で印象に残る時間にしていただきました。
NPO法人marge理事長で岡松農園代表の岡松諒さんは「誰かが求める、誰かのためにという発想が未来につながっている。何のためにやるの?という視点が大切なのです。」
株式会社米澤電機商会代表取締役の山本敦子さんは「色々な学びや資格はずっと自分のもの。大切にしてほしい。世の中にはたくさんの仕事があります。知り、体験してほしいと思います。」
後半では生徒からいくつか質問させていただきました。その中の一つ「自分たちが働くまで5年から10年程あります。10年後にはどうなっていると思いますか?」と発言した生徒に対して、次のようにお話いただきました。
「むかわ町の人口は減少しています。町で就職したいという人の声にこたえられるまちづくりをしていきたい。」「みんなが働くまでは仕事を守っていかなければならないと思っている。」などご自身のお仕事だけでなく、むかわ町全体に視点を広げてご回答いただきました。「将来のために、学校で勉強していることは大切です。計画を立てること。実行すること。嫌なことでも最後までやりきる忍耐力が大切だと思います。中学生の皆さん、今を精一杯に頑張ってください。」という言葉が印象的な2時間でした。
講師としてご来校くださった地域の皆様、ご協力いただきありがとうございました。